稲葉工業|INABA KOGYO
国内屈指の良質な石灰石の産地、大分県津久見市。
市内の山々は石灰岩で出来ており、石灰石の年間生産量は約3000 万トン。日本全体の数%を津久見市が担っています。石灰石の生産に欠かせないのが、石や鉱物を自動で運ぶベルトコンベアです。私たち稲葉工業株式会社はベルトコンベアのメンテナンスを行うことで、津久見市の基幹産業である石灰石・セメント産業を縁の下から支えています。
稲葉工業株式会社は昭和49 年の創業以来、約50 年にわたる歴史と実績を誇ります。取引している大分県内外の企業数は数百社以上。採石場をはじめ産業廃棄物処理場や水産加工場などの多岐にわたる要請に対し、迅速かつ誠実に対応しています。当社が一番大切にしていることは、「日本のインフラを止めない」という使命感。多くの資源を輸入に頼る日本で、石灰石は唯一100%国内で自給できる鉱物資源です。セメントの原料となる石灰石は、言わば日本のインフラに欠かせない存在。貴重な石灰石を運搬するベルトコンベアを取り扱う誇りと責任を胸に、要請があれば迅速に現場へ出向き、確かな技術と真摯な姿勢で対応することで日本の経済と産業を支える石灰石の安定供給をサポートして参ります。
代表取締役 稲葉 孝利
鉱山で採掘した石灰石は、立坑と呼ばれる穴から地下に掘られたトンネルに落とされ、ベルトコンベアで工場や港まで運ばれます。
津久見市内には鉱山から工場や港(船)につながる長いベルトコンベアが張り巡らされており、その数は数千本にものぼると言われています。昼夜問わずにコツコツと運ぶベルトコンベアがあるからこそ、石灰石の安定供給ができるのです。
暮らしの中の石灰石
石灰石は主にセメントの原料となり、建物や橋、道路の建設で活用される、インフラに欠かせない素材です。その他にも乾燥剤やチョーク、ハミガキ粉といった製品に使われることもあります。
ベルトコンベアで工場や港まで運ばれます。コンベアベルトは主にゴムや樹脂で出来ており、使い続けるうちに傷みや劣化が生じて「ベルトが破損した」「動かなくなった」等のトラブルが起こることがあります。このような時に適切な補修や設置工事、原因解明を行うのが私たちの仕事です。
特殊ベルト例
耐熱コンベアベルト
搬送するものが高温になり、ベルトの表面温度が60℃を超える場合に活躍するベルト。製鉄所やガス工場、化学工場で使われます。
バケットベルト
粉状のものや砂利などを運搬する際に活躍する、カゴ状のものが取り着いたベルト。産業廃棄物処理場やセメント工場で使われます。
食品搬送用ベルト
衛生管理が厳しい食品加工場で活躍するベルト。防菌や防カビ、異物混入を防ぐ素材(樹脂やステンレス)が使われることがあります。
会社名
稲葉工業株式会社
代表者
稲葉 孝利
所在地
〒879 -2461 大分県津久見市大字上青江3753番地の1
TEL
0972-82-4222
FAX
0972-82-4277
設 立
昭和51年 3 月1日
従業員数
10名( 2023年12月現在)
事業内容
コンベアベルト、エンドレス及び修理、電気設備、環境整備
昭和4 9 年
稲葉ゴム工業として創業
平成2 7 年
電気工事業も事業に加わり、稲葉工業株式会社に社名変更
稲葉工業の社員には、「日本のインフラと経済を支えている」というプライドを持ってほしいと願っています。一人ひとりが考えて行動し、責任感を持って仕事に臨む、人をはぐくむ会社です。
稲葉工業株式会社では、一緒に働いてくれる仲間を随時募集しています。
コンベアベルトの修理や取り替えというと特殊なスキルが必要なイメージがあるかもしれませんが、入社にあたって必要な資格や知識はありません。細かい手作業が求められるので、手先が器用な方は大歓迎。社員の中には元パティシエという経歴の持ち主も活躍しています。入社後は現場に出て作業をしながら経験を積み、専門的な知識を習得していくので全くの初心者でも安心です。鉱山に入って力仕事をすることも多いので、社内にはトレーニング設備やマッサージチェアを用意し、社員の健康もケアしています。
募集職種
コンベアベルト技師
勤務地
大分県津久見市
雇用形態
正社員
募集人数
若干名
勤務時間
8 時~ 1 7 時( 夜勤もあり)
休 日
日曜日、その他( 年間休日10 0 日)
休 暇
G W・夏季休暇・年末年始
資 格
普通自動車運転免許必須( AT 限定不可)
各種保険
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金